双方に寄り添い 橋渡し担う

 仕事の忙しさや収入面の課題などを背景に、保育現場では人手不足が深刻化しています。こうした中、スタッフを増員して態勢を強化し、昨年リニューアルオープンした「県保育士・保育所支援センター」(宮崎市、中野宏センター長)では、保育分野の求職者と保育施設をつなぐ重要な役割を担っています。親身な窓口相談対応・マッチング支援が好評で着実に成果を上げており、センターは今後、さらに活動を充実させる方針です。

県保育士・保育所支援センターの専門スタッフが昨年9月、保育士の就職、転職相談などに応じたハローワーク都城主催の「保育の就職面談会」

就職やキャリア相談 専門スタッフが対応

 センターには、国家資格「キャリアコンサルタント」を持つ就職支援コーディネーターと、保育士としての勤務経験がある保育士キャリアアドバイザーが常駐。就職活動やセカンドキャリアの相談、求人・研修情報の提供など幅広く対応しており、2025年度の相談受付件数は、窓口・電話・メールを合わせて計1500件以上に上りました。

 またセンターでは「求人・人材登録システム」を運用。求職者、施設による双方向の情報閲覧や面接リクエストが可能です。利用件数は増加傾向にあり、5月中旬時点で約120人の人材(求職者)、約160件の求人が公開されています。 こうした取り組みを通じて、25年度は93人が保育現場で新たな一歩を踏み出しました。

潜在保育士の復職 サポートも目指す

 センターを利用する求職者について、保育士キャリアアドバイザーは「勤務内容や待遇、人間関係において、より良い環境を求めている人が多い」と分析します。就職支援コーディネーターは「応募前の施設見学にはできる限り同行するなど、積極的な個別伴走型のサポートを心がけています」と話します。

 一方で施設側に対しては、職場の定着率や有休消化率などを具体的に示し、働きやすい環境であることをアピールするよう、アドバイスしているといいます。
さらなる人材確保に向け、センターでは現在、宮崎・都城・延岡市のハローワーク施設4カ所でそれぞれ月1回、求職者と施設側を対象にした「保育のオシゴト出前就業相談会」を実施しています。

 中野センター長は「ハローワークとの連携を今後さらに強め、保育分野の仕事の魅力を伝えるイベントも積極的に行っていきます。保育士資格を持つ人たちの交流会も計画し、現場を離れている『潜在保育士』の復職も促したいです」と話しています。

つながるインフォ
【宮崎県保育士・保育所支援センター】
【開所】 月〜土曜日 午前9時半〜午後6時半
【休み】 日、祝、年末年始
【住所】 宮崎市橘通東4丁目1−4宮崎河北ビル7階 アソウ・ヒューマニーセンター宮崎支店内
【問い合わせ先】 電話 0985-44-2414

写真提供・宮崎市清武総合運動公園

宮崎市
清武総合運動公園安全設計の遊具そろう

 SOKKENスタジアムや多目的グラウンドなどスポーツ施設が充実しています。自然あふれる「わくわく広場」にはメダカが泳ぐ小川が流れ、ストレッチができる健康器具も配置されています。2025年にリニューアルした「ふれあい広場」は、障害の有無に関わらず楽しめる安全設計のインクルーシブ遊具がそろいます。

【場所】宮崎市清武町今泉甲530 MAP

写真提供・日向東臼杵観光機構

日向市
牧水公園ロングスライダー人気

 山々に囲まれた広大な公園で、春には約3万本のツツジが咲き誇ります。ちびっこ広場では大型木製遊具、アスレチックジム、全長111メートルのロングスライダー」など、多彩なアクティビティを楽しめます。夏は河川プールでの水遊びも人気で、キャンプサイトやコテージ、バーバキュー小屋も完備しています。

【場所】日向市東郷町坪谷1267 MAP

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