ホーム 特集

末路を活路へ

空き家対策の今

2023年10月7日
 改正空き家特別措置法は年内に施行され、来年4月には不動産の相続登記の義務化を控える。地域の景観や治安を悪化させる空き家の増加を抑制するために、所有者がすべきことは-。県内の動きを探った。

1.相続


老朽化進み 災害時不安

外壁が朽ちるなど老朽化が目立つ那須英二さんの実家。「手遅れになる前に」と相続を決め、家財整理や補修のため定期的に帰省する予定という=7月、椎葉村下福良


 7月下旬、那須英二さん(66)=相模原市=は古里の椎葉村下福良に帰省した。1月に村に住んでいた母を89歳で亡くし、母名義の実家の建物と土地、山林の相続手続きを済ませたばかり。初盆を前に、庭の草刈りや両親が残した家財道具の整理に追われていた。

×     ×


 (全文は朝刊の定期購読者が無料で会員となれる「デジタル夕刊プレみや」、一部の連載企画は投稿プラットフォーム「note(ノート)」でもお読みいただけます。購読申し込みプレみや会員登録noteの宮日ページからアクセスできます。

【末路を活路へ 空き家対策の今】(1)相続2023年10月7日
(2)放置を防げ2023年10月8日
(3)空き家バンク2023年10月9日
(4)思い引き継ぐ2023年10月11日
(5)ビジネスモデル2023年10月13日