改正空き家特別措置法は年内に施行され、来年4月には不動産の相続登記の義務化を控える。地域の景観や治安を悪化させる空き家の増加を抑制するために、所有者がすべきことは-。県内の動きを探った。
1.相続
老朽化進み 災害時不安
外壁が朽ちるなど老朽化が目立つ那須英二さんの実家。「手遅れになる前に」と相続を決め、家財整理や補修のため定期的に帰省する予定という=7月、椎葉村下福良
7月下旬、那須英二さん(66)=相模原市=は古里の椎葉村下福良に帰省した。1月に村に住んでいた母を89歳で亡くし、母名義の実家の建物と土地、山林の相続手続きを済ませたばかり。初盆を前に、庭の草刈りや両親が残した家財道具の整理に追われていた。
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