新幹線整備の機運を高めるため、県は本年度、本県を通る3ルート案の整備費用や需要予測などの調査に乗り出す。半世紀もの間、止まったままの基本計画は動き出すのか。本県とともに隣県の熊本、鹿児島、大分の現状や展望を探った。
1. 熊本
「まずは肥薩線復旧」 県南部 経済効果期待も
お土産やキャリーケースを手にしたビジネスマンや観光客が行き交う九州新幹線のJR新八代駅(熊本県八代市)。全線が開業した2011年から、JR宮崎駅との間に新幹線に乗り継ぎできる高速バス「B&Sみやざき」が運行している。B&Sを利用し、福岡から宮崎に向かうという会社員の岩元祐樹さん(37)は「新幹線の通っていない宮崎は遠く感じる」と苦笑いする。
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どうなる新幹線
【どうなる新幹線 本県、隣県の現状】 | 1. 熊本 | 2024年4月1日付 |
2. 鹿児島 | 2024年4月2日付 |
3. 大分 | 2024年4月6日付 |
4. 並行在来線 | 2024年4月7日付 |
5. 機運 | 2024年4月8日付 |