下. 教訓
風化防ぎ被害最小限に 能登で生きた高所避難
復興事業関連の資料が積み重なる気仙沼市役所の一室。震災の資料を見せながら当時の様子や復興の軌跡、防災対策を伝える職員の佐藤充浩さん
2014年から1年間、宮城県気仙沼市へ派遣された日南市職員の山脇崇弘さん(42)は、現地の人と関わる中で胸に刻んだ言葉を一番の教訓にしている。「津波てんでんこ」。地震後は津波に備え、まずは自分の命を第一に逃げろという教えだ。東日本大震災では人を探しに行き津波に流された人も多かった。「大事な人と(てんでんこを)約束していれば逃げ遅れを防げる。どこかで会えると信じ合うことが大事」と痛感する。
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