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第1部 揺れる思い

2023年1月1日
 本県に甚大な被害をもたらした昨年9月の台風14号は、特に人口減が進む中山間地域の現状や課題をあぶり出した。ここで生きる人々の生活や思いとは-。第1部は美郷町と諸塚村で、住民たちの姿を追う。

1.縮む集落


「故郷 離れたくないが…」 台風濁流 過疎追い打ち

台風14号で耳川の水があふれ、13棟が浸水した古川集落。上流(手前)から流れてきた川の水が、国道327号のカーブしている場所(奥)から越水。この集落に流れ込んだ=美郷町西郷(ドローン撮影)

 「健坊、久しぶり。元気しとった?」。静かな山あいを蛇行する耳川に囲まれているような美郷町西郷和田地区の古川(ふるこ)集落。新年を前にした昨年12月、集落に鎮座する古川恵比須神社で、住民が総出で参加するしめ縄の張り替えが行われた。お年寄りに親しみのこもった愛称で呼ばれていたのは早川健士さん(57)。気心の知れた隣人と顔を合わせたのは3カ月ぶりだ。「あの日」以降、集落を離れて暮らしている。

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【この地で生きる 中山間地域の
いま 第1部 揺れる思い】
1. 縮む集落2023年1月1日付
2. 心のよりどころ2023年1月3日付
3. 廃業の危機2023年1月4日付
4. 美郷・和田 被災者の会2023年1月5日付
5. 働く場2023年2月20日付
6. 舞い戻る2023年1月8日付
7. 覚悟2023年1月9日付