美しい自然に囲まれた ゴルフコースが職場
2023年09月07日掲載
菊池 信子さん
フェニックスカントリークラブ
キャディ歴20年のキャリアを誇る菊池信子さん。キャディスタッフになる以前は、オーシャンドームでプールの監視員をしていました。体を動かすことが好き、ゴルフを見ることが好きだったという菊池さんに縁があり、キャディとしてのキャリアをスタートしました。
1日として同じ日はない 新鮮な気持ちで過ごす毎日
ゴルフコースを訪れるお客さまが、楽しんでプレイできるようサポートすることがキャディの仕事です。玄関先でお出迎え後、自分の担当するお客さまのゴルフバッグを預かり、クラブの本数を確認しカートへ積んで準備を整えます。9ホール回って昼休憩をはさみ、再び9ホールを回った後、クラブを確認し拭き上げてゴルフバッグをお返しし、カートを片付けて1日が終了します。
「お客さまとの出会いは一期一会。その日に初めてお会いする方がほとんどですが、お客さまのニーズを察し、世間話や残りのヤード数やカップの位置などコースのアドバイスも行います。お客さまに寄り添い、一緒に楽しむような気持ちでいることも大切にしています。『入れー!転がれ~』と、つい大きな声を出してしまうこともあります。
天候はもちろん、接客するお客さまも異なるので、大変な一面もありますが、20年この仕事をしている中で1日として同じ日はなく、毎日が新鮮です。気持ちを切り替えて、1日を楽しめることも、長く続けられている理由だと思います。
男女18歳から70歳まで幅広い年齢のキャディスタッフがいます。体力に自身があり、接客が好きな方であれば年齢を問わず始められる仕事ですよ」と、菊池さん話します。
菊池さんが勤務するフェニックスカントリークラブは、毎年11月にダンロップフェニックストーナメントが行われる国内屈指のコースです。手入れが行き届いた美しい松林に囲まれ、豊かな自然の心地良さを満喫できることが大きな魅力の一つです。そんな、緑豊かなコースの中で、菊池さんの笑顔も明るく輝いています。