人を包み込む柔らかなオーラをまとい、美と健康を真摯に追求!
2017年06月01日掲載
加藤 知恵さん(50歳/宮崎市)
『麗雅芽(レガメ)』代表
『麗雅芽』の代表を務める加藤千恵さんは、リンパケアサロンやパーソナルトレーニングスタジオを運営。さらに今年2月、台湾シャンプーのお店を宮崎市橘通りにオープンするなど美容と健康に関するプロデュースを行っています。次々と新しいことを展開するその裏側には、大病を乗り越えたポジティブさや人の痛みに寄り添う温かさがあります。
昨年、甲状腺のがんを患った加藤さんは手術・治療のため入院する中で、うまくシャンプーができない辛さを体感。退院後に訪れた台湾で名物の台湾シャンプーを体験し、「コレだ!」とひらめいたそうです。リンパケアの知識と経験、お客さまの立場を考えた客観的な視点を融合しオリジナルのシャンプー法を考案。低価格で誰もが気軽に心地良さを感じられるメニューが誕生しました。
どんな経験も前向きに!
“人のお役に立ちたい” 実家は料理・仕出しなどを手掛けるスーパーを営んでおり、幼少の頃から家業を手伝ったり、働く両親の姿に触れたりする中で、“真摯(しんし)に働くこと”が体に染みついたそうです。
調理師の免許を取得し、やりがいのある仕事を続けていましたが、神経の病気を機にリンパケアを学び、シングルマザーとして会社を起業。「人生におけるさまざまな出来事が今につながっていて、どれも無駄なことはないです」と力強く話します。「頼まれ時は、試され時。誰かのお役に立ちたいんです。身近な人やお客さまの悩みも一緒に解決し、キレイになった瞬間や、健康になっていく過程をともに喜べることが幸せです」。