行動力を発揮して夢をかなえ続ける
2017年01月05日掲載
堂地 喜月さん
かふぇ&ばるDouchi(ドゥーチ)オーナー
昨年8月、自身の30歳の誕生日に、念願だった“自分の店”をオープンした堂地喜月さん。飲食店を開業するにあたり、一度は住みたかったという沖縄に移住。ホテルレストランで、接客や厨房での経験を積んだのち、東京の専門学校でコーヒーのプロ・バリスタとしての知識、調理や製菓を学んだそうです。それ以前は警察官として8年勤務したという、飲食店オーナーとしては異色の経歴の持ち主ですが、どちらも堂地さんが小学生のころに描いた将来の夢で、「思ったこと、やりたいことはやる! 私は行動力で生きています」。じっとしていられない性分だという堂地さんは、自分の気持ちに素直に行動する毎日の積み重ねの中で、希望や夢をかなえています。
亡き母親の夢でもあった”お店”に、人々が集う
「小学校3年生の時に母親から自分専用のオーブンをプレゼントしてもらいました。その翌年のお年玉で調理道具を一式そろえてからは、お菓子作りに熱中。“自分が作ったもので誰かが喜んでくれる幸せ”を感じました」と、堂地さん。「女の子はいつも笑顔で!」など、厳しくも温かい母親との出来事や言葉に、今も励まされることが多くあるそうです。
そんな笑顔の絶えない堂地さんが営むお店には、友人はもちろん、元同僚や母親の友達など多くの人が訪れ、初めて来るお客さんも、居心地の良さ、料理やコーヒーのおいしさからファンになり何度も足を運んでくれるそうです。夢をかなえ続ける堂地さんの周りは、まるでパワースポットのようにハッピーであふれています。