糖質制限

整形外科医会 小島岳史

2020年02月20日掲載

整形外科医の本気ダイエット記

整形外科医がよく患者さんに言うセリフ。「膝が痛いのは太っているせいだから、運動して痩せなさい」。今年41歳を迎えた自分。正月太りが戻りません。かなり勇気を出して買ったポールスミスのスーツが入らない。「患者さんに痩せろと言いながら自分が太っているやないかーい」と反省。ダイエット本を買いあさり、中年男性には糖質制限がいいらしいことを突き止めました。

副作用もありつつ…4カ月で体脂肪4・9%減達成!  

 2019年2月25日にダイエットスタート。身長178cm、体重79 kg、体脂肪21・6%、筋肉量33・5%。そこから食事メニューのあらゆる炭水化物・糖質を抜きまくり生活をスタートさせました。すると短期間で確かに体重は落ちますが、診療中お腹が空いてしょうがない、手術中に低血糖で倒れる、体力が落ちるといったいろいろな副作用が出現。これはやり方が間違っていると思い、糖質制限ダイエット本(※1)作者(宮崎大学医学部卒業)に直接確認してみたところ、「それはただの飢餓状態になっているだけで、糖質を抜いた分タンパク質と脂肪で総カロリーを補うようにしないとダメでしょ」とアドバイスをいただきました。学生時代に体の代謝を学ぶ授業をさぼっていたツケを痛感しながら、1日の糖質摂取60gまで(ご飯1杯60g)、その代わりに鶏、豚、牛肉、魚、大豆などのタンパク質70g摂取を心掛ける生活(※2)を4カ月継続。6月22日、体重73・5kg(マイナス5・5kg)、体脂肪16・7%(マイナス4・9%)、筋肉量35・7%(プラス2・2%)と学生時代の体型に戻っちゃったではありませんか。ポールスミスのスーツどころか成人式のスーツも余裕で入るように。執筆日現在2019年11月13日(ダイエット9カ月目)、体重72・5kg(マイナス6・5kg)でリバウンドなく体型をキープしています。

代謝を知って正しく実践 

 いろいろなダイエット情報がちまたにあふれていますが、大事なことは自分の体の代謝をしっかり調べてから実践すること。そうしないと私みたいに仕事中に倒れることになります。みなさんも「~だけダイエット法」みたいな怪しい情報に惑わされず、健康なダイエット法を勉強して実践しましょう(注意:これは腎機能正常な41歳健康男性の体験談です。成長期の中高生はまずはジュース類やスナックの見直しで糖質過剰摂取に気を付けましょう。腎機能が低下している方は専門の医師に相談して適切なダイエットを指導してもらいましょう)。

【参考文献』
※1 『ラーメン好きの医者が教える糖質制限の外食ガイド』
亀川寛大著・マキノ出版

※2 『医者が教える食事術最強の教科書』
牧田善二・ダイヤモンド社

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