競技や生活を支える足の装具。体の成長や経年劣化に合わせ新たなものへ作り替える競泳男子50メートル自由形S10の前田一成さん(右)=8月、宮崎市恒久・立川義肢製作所

夢の舞台へ全力

 東京パラリンピック開幕まで2年を切った。半世紀ぶりの自国開催となる障害者スポーツ最大の祭典が迫る中、県内のパラアスリートたちは目を輝かせて練習を積む。競技を広く知ってもらうためのイベントが市街地で開かれるなど、大会への機運も高まってきた。パラスポーツを取り巻く動きや選手たちの今にレンズを向けた。