【評】光、自然、外の世界に通じる道、魅力あるテーマが凝縮されている。極端な光の明暗部や、気象条件も相まって難しい被写体だが、無難にこなしている。その無難さが写真表現の落とし穴につながる。トップ入選と紙一重の力ある作品。(写真部次長 沼口啓美)