【評】心象的な作風で入選を続けている。若いころ絵画に夢中とある。絵画から写真へと進んだが、蓄積された思いが確実に開花しているようだ。応募作品のなかで常々、屋内の作品がある、屋内で小さくまとまらないように心掛けてもらいたい。静物作品にブレは禁物。(写真部次長 沼口啓美)