【評】古老が獅子舞の口から顔を見せ、親しげに笑っている健康的な写真。望遠レンズで切り取り余分な情報が削除されフレーミングが的確。見る者の意識は明るい部分に向くので、獅子舞の顔の奥にあるテーマは難しい。(写真部次長 沼口啓美)