【評】日陰の中で、一筋の太陽光が一輪のヒガンバナだけを照らしている。スタジオ撮影のような仕上がりだ。水中花のように妖艶で美しい真っ赤なヒガンバナ。茎の微妙な色合いや花びらの細部まで表現。構図も良く、上品で絵画的だ。(写真映像部長 中島雅隆)