【評】4色の四角形が集合した壁に、不規則なホールドがはめ込まれたクライミング・ウォール。すでに芸術的。そこに目を付けた松田さんの絵心と、シンメトリックに切り取った感覚が良かった。壁に複雑な光が当たり、児童とホールドが目立たない。造形の面白さを全面に出すべきだ。(写真部次長 沼口啓美)