一戦でも多く勝つことがファン獲得への近道。外国人選手が加わり、練習にも熱が入る=17日、都城市の早水公園体育文化センター

開幕目前闘志高まる 運営支える裏方準備着々

 男子プロバスケットボールのbjリーグに、本県から宮崎シャイニングサンズが初参戦する。2010〜11シーズンは10月16日開幕。全国各地の16チーム(西地区9、東地区7)が日本一を目指し、しのぎを削る。「バスケで宮崎を活気づけたい」と選手、スタッフは一丸となって挑む。

 メンバーは日本人7選手、外国人3選手と練習生1人、スタッフ4人。選手の平均身長は191センチで、その大きな体格からは想像もできないスピードでコートを縦横無尽に駆け回る。変幻自在のパス回しから華麗にダンクシュート。そのたびにキュッ、キュッとシューズ音が体育館に響き渡る。鮮やかな技の応酬と迫力満点のプレーはプロバスケットの真骨頂だ。

 清水太志郎主将(29)は「メンバー全員がそろって間もないが、度肝を抜くプレーでお客さんを楽しませたい」と意欲をにじませる。

 約8カ月間のシーズン全52試合のうち、半分が本県開催。会場設営や撤収作業、受付、チケット販売など試合運営は多岐にわたり、多くのボランティアが汗を流す。宮崎市清武町今泉の大学生谷口あゆみさん(26)は「開幕が楽しみ。もっと多くの知人に声を掛けてボランティアをたくさん集めたい」とチームを支える。

 応援に欠かせないのがチアダンス。華やかな衣装や振り付けで会場を彩り、選手を後押しする。7月25日にチアダンスチーム「ムージーズ」を結成。メンバー6人は「私たちのダンスや笑顔で選手、お客さんを元気にしたい」と口をそろえ笑顔を見せる。ホーム開幕戦(10月23日・宮崎市)まで、彼女たちの猛練習は続く。

 今月からプレシーズンゲームが全国各地で開催されている。サンズも18、19日にライジング福岡を迎えて、地元で初の公式戦を行った。チームの仕上がり具合を確かめ、お客さんの反応、スタッフ、ボランティアの動きを見る好機。声援を送った都城市立・大王小1年の前野●摩君は「光と音楽がすごいし、選手たちもかっこよかった。また見に来たい」と目を輝かせた。

 試合は連敗したが「2日間で2千人を超える多くのお客さんに見に来ていただきうれしかった。不安もあったが今は期待や楽しみの方が多い」と遠山向人ヘッドコーチ(27)。確かな手応えをつかみ、シーズンへ向けて闘志をたぎらせている。(写真部・米丸悟)=●は「示」へんに「右」