【評】車の光跡が手前から奥まで一直線に伸び、煙突からは煙が上がっている。人けが感じられない夜の工場。青みを強くした仕上げで鉄骨や銀色のパイプがむき出しになり、無機質な空間が広がっている。工場の夜景は被写体として魅力的で、いつも高い人気を誇っている。(写真映像部長 中島雅隆)