【評】埋め尽くす花に圧倒される。花を踏みしめながら駆け回っていたという。姉妹の表情や角度を含め、所作が全く同じという偶然も作品の魅力。ツツジが最も輝く季節に、幼児から児童へ成長した命も輝いている。輝く主役はどちらも譲らず、画面の位置を占めている。(写真部次長 沼口啓美)