【評】右上から奥に流れていくヒメボタルの光跡を幻想的に捉えることができている。黄色の光が上下左右、そして画面奥に続くさまは宇宙を連想させる。また、インターバル撮影ではなく1枚撮りに挑戦して、写す行為自体を楽しんでいるようだ。森が抜けて背景が白くなったのが少し目立ってしまい残念だ。(写真映像部長 中島雅隆)