【評】地に根を張り光を求め天高く四方に枝を伸ばす巨樹。でこぼこの幹にコケが張り付いた様は、大自然の中で成長し続ける厳しさの一面も醸し出し生命力を感じさせる。明る過ぎるので撮影時間帯を工夫し、少しアンダーにするなど、森特有のしっとり感を出す演出があってもよかった。(写真部次長 中島雅隆)