【評】思い描いた絵面にどれだけ近づけただろうか。納得の作品に仕上がったので応募してきたに違いない。現実かどうか分からない不思議さ。まさに「幻想」の世界である。ライトアップされた桜を背景に、昼と夜と雨を落とし込ませた。撮影技術もさることながら、発想力も秀逸だ。(写真映像部長 中島雅隆)