【評】ひょっこりと赤い花の上に姿を現したバッタ。近すぎて人間と識別できないのか、何とも言えない表情を見せている。マクロ撮影は、人間の視力では捉えられないミクロの世界を教えてくれる。同色の背景ではあるがピントが正確なので、見事に主役を浮き立たせている。(写真映像部長 中島雅隆)