【評】清涼感たっぷりに仕上がった。鮮やかな緑の木々から差し込む光芒(こうぼう)が、川面や石に張り付いたコケを照らす。光の線を引き立たせるため、太陽を入れない構図を選択。画面の中に輝くものがあると視線を奪われ、主役の存在が薄れることが多いので注意が必要だ。(写真映像部長 中島雅隆)