【評】左右に延びる緑のあぜ道だけでは平凡でおとなしい印象になってしまうが、右から下る坂道の線を斜めに入れ、奥行きが生まれた。これがこの作品を高めている大きな要素である。人物を収めたことで無機質な風景が柔らかくなり、物語性が強まっている。(写真映像部長 中島雅隆)