【評】祭りやイベントでの撮影は、記録写真になりがちなので注意が必要だ。綿密に構想を練るなど、他人とは違う視点を持つことが大事だ。人物の段差がリズミカルで、踊り手が重なり合い、まとまりのある作品に仕上がっている。絞りが開放だが、ピントの合わせどころが的確で被写界深度も深く感じる。(写真映像部長 中島雅隆)