【評】マクロの世界は自宅の庭でも十分楽しめ、肉眼では分からない無限の小宇宙を表現できる。5粒の水滴の中に映り込んだ小さなヒガンバナを見事に捉えた。背景の処理や緑の葉の入れ具合もちょうどいい。マクロ撮影はわずかな距離の差でピンぼけになってしまう。丁寧なセッティングが必要だ。(写真映像部長 中島雅隆)