【評】初めて訪れた街の路地で出くわした光景に想像力を膨らませ、一枚の作品にした。シャッターには時計が大きく描かれていて、その隣には遠くから歩いてくる人物の絵も確認できる。セピア調にして非現実的な世界を演出。タイトルの通り、タイムトラベラーが人知れず潜んでいた空間から現れたように見え、いろんな物語を想像してしまう。(写真映像部長 中島雅隆)