【評】天の川を被写体に選んだとき、何と絡めて撮影するかで頭を悩ませるが、愛車となると場所や時間などが限られる。車が発するライトをうまく抑え、天の川の繊細な部分まで表現できている。室内灯やテールランプもともし、宇宙船のように見立てたアイデアも面白く、見事に作品として成立させた。(写真映像部長 中島雅隆)