【評】米国のミシシッピ川から五ケ瀬川に舞台を変えた、さながら日本版「トム・ソーヤーの冒険」のようだ。日暮れ前の斜光での撮影で立体感が増し、主役の子どもたちが引き立った。棒を持たせた演出や目線やポーズなどいずれも自然で、秀逸。ローアングルからの撮影も成功している。(写真映像部長 中島雅隆)