【評】半円形の飾りをうまく配置して宇宙空間のような不思議な世界が表現された。露出をマイナス補正したことでLEDの明かりが光の粒になり、きらめく星のようにも見える。背景を黒く処理して余計な物を排除している。幻想的な世界を演出するイルミネーションは冬の定番。表現の仕方によって多彩な作風に仕上がるので、技術の習得や新たな発見がある被写体だ。 (写真映像部長 中島雅隆)