【評】薄氷の中のモミジは色彩に富んでいて、晩秋から初冬へと移り変わる季節感が表現されている。氷の中の気泡が作品に変化をもたらし、程良いアクセントになった。見逃しやすい足元の被写体に、レンズを向ける感性はさすが。(写真部次長 中島雅隆)