【評】ローアングルの撮影で建物のひずみと犬の様子から、数字が氾濫する、異次元空間に迷い込んでしまったかのようだ。画面下部を犬の足元ぎりぎりまで切り、余計な部分を排除した。アイデアが勝った作品だ。(写真部次長 中島雅隆)