【評】小林市の霧島山中の鹿ケ原。闇夜でもピンクが映えるミヤマキリシマの群生が広がっている。霧島連山の山肌もしっかり表現できていて、頭上には天の川が横たわっている。そこを取り巻く無数の星々が写し込まれていて、広大な大自然に引き込まれてしまう。夜間に撮影することで地面や花の隙間などを隠すことができ、見栄えのする作品になった。(写真映像部長 中島雅隆)