競技用車いす「レーサー」に乗り、1人汗を流す木下大輔さん=6月、宮崎市・KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場

夢の舞台へ全力

 東京パラリンピック開幕まで2年を切った。半世紀ぶりの自国開催となる障害者スポーツ最大の祭典が迫る中、県内のパラアスリートたちは目を輝かせて練習を積む。競技を広く知ってもらうためのイベントが市街地で開かれるなど、大会への機運も高まってきた。パラスポーツを取り巻く動きや選手たちの今にレンズを向けた。