【評】雨が降る中、夜の市街地の路地を歩く女性。買い物を終え家路を急いでいるようだ。街灯でオレンジ色に染まった路面や水滴でできた丸ぼけが郷愁を誘う。見る人それぞれが、さまざまな思いにふけることができる作品。周りを黒くして視線を人物に集中させていることも成功の要因だ。(写真映像部長 中島雅隆)