【評】巣に戻り安心しているのだろうか。あまり見ることのない羽を広げた美しい姿を活写した。長い羽根やふわふわとしていそうな羽毛など繊細な部分まで表現できている。野鳥は最も身近な野生動物だが、撮影するには生態を理解するのはもちろん、ロケーションの下見などが必要となる。作者が満足できる写真が撮れるまで、かなりの時間を要したと思う。(写真映像部長 中島雅隆)