【評】博物館に展示されていた神楽人形は、機械仕掛けで舞っていたという。渦巻き状の白い残像が動きを強調し、右寄りで大胆にフレーミング。怪しい雰囲気を際立たせた。カメラの多重露光機能を駆使して、世界観を見事に表している。カメラアングルやアイデアなど、久保さんにはいつも感服させられる。(写真映像部長 中島雅隆)