県高校野球大会2020。ベンチで選手はマスクを着用して仲間のプレーに熱視線を送る=11日、宮崎市・アイビースタジアム

マスク越しの声援 選手、観客対策を徹底

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった夏の甲子園宮崎大会や県高校総体に代わる県高校特別スポーツ大会2020が、感染症対策を徹底した上で開かれている。中学生の大会も厳戒下で実施。感染症予防の観点から観客の保護者には手指の消毒などが求められ、選手たちも抱き合って喜び合うことはない。先が見通せない状況の中、これまでとは明らかに異なる大会の様子やその舞台裏にカメラで迫った。