【評】季節柄、花火の作品が多く寄せられたが、作品にするのは難しい被写体。撮影前のアイデアやイメージを持って挑むことが大事。この作品は、余計なものを排除して一発の花火を一輪のガーベラに見事に仕上げている。自身のイメージを具現化できる写真技術は相当高い。タイトルも花言葉から発想していてうまくまとめた。最近見た花火の写真では一番の秀作だ。(写真映像部長 中島雅隆)