【評】太陽に照らされたフラミンゴは、赤みを増し異様さを醸し出している。造形的な美しさも感じる。動物たちは、さまざまな表情やしぐさを見せてくれるが、逆光を恐れることなくうまく捉え、迫力があり圧倒される作品に仕上がった。しかし、タイトルが物足りない。現場での思いも大切だが、写真の仕上がりを見て、もう一度練り直すことも必要だ。(写真部次長 中島雅隆)