【評】動物はごつごつした肌の質感とか体形や模様を造形的に狙ったり、親子のふれあいや擬人化した表情を撮影すると作品になりやすい。檻(おり)の映り込みも注意が必要だが、何とかうまく処理できている。佐々木さんは動物の作品をよく応募されるが、動物園は被写体の宝庫と言われている。動物たちも顔を覚えてくれているのか、すてきな表情を見せてくれている。(写真部次長 中島雅隆)