【評】鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武将・菊池武光の騎馬像。前脚を大きく伸ばした騎馬にまたがり、天に向って勇ましく軍配を掲げている。長時間露光で雲を流し、下からあおって躍動感を表現。現代によみがえり、再び九州の覇権を握ろうとしているのか。空想にふけってしまいそうになる作品だ。(写真映像部長 中島雅隆)