本県の芸術文化の振興と発展に貢献できる人材を育成することを目的として、みやざき総合美術展の入賞者の中から、特に将来性のある者を若干名選考し、芸術活動とレベルアップをサポートする。
・感染症対策にご協力ください。・原則としてマスク着用をお願いいたします。・混雑時には、入場制限を行う場合がございます。
来場者が投票で選ぶ「ギャラリー賞」には 絵画部門 中原勉さん (宮崎市) の「夢」が選ばれました。
会場 | 宮崎県立美術館 |
---|---|
作品搬入 | 令和4年1月21日(金)~1月23日(日) |
会期 | 令和4年2月11日(金・祝)~2月27日(日)会期中無休 開館時間:10:00~18:00(入室は17:30まで) ※審査をへて、入賞・入選した作品を展示します。 |
観覧料 | 一般:500(400)円 高校生以下:無料 ・ ( )は10名以上の団体及び全教互会員カードご提示の方(提示者を含め5名まで) ・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示の方、本人とその介護同伴者1名は無料 |
自由表現、絵画、彫刻、書、写真、工芸、デザイン(7部門)
宮崎県内在住者、宮崎県内在勤・在学者、宮崎県出身者とする(中学生を除く15歳以上の者)。
・創作、未発表の作品に限る。既発表の作品とは、公募展(新聞、雑誌、インターネット等の媒体上で行われるものも含む)において入選・入賞、展示や掲載をされたものとする。個展、グループ展などで発表した作品は出品可。
・受け付け・審査後に既発表と判明した作品は、審査・展示の対象外とする。
・高校生については、県高等学校総合文化祭及び卒業制作展に出品した作品は出品可。
自由表現とは、絵画、彫刻、書、写真、工芸、デザインの部門・規格にとらわれない、または、部門をまたがる文字通り自由な芸術表現のこと。自由な意識や発想、多種多様な制作方法や表現等によって生み出された作品、美術に対する新たな提案やメッセージ、チャレンジ精神があふれる作品を幅広く募集する。
自由表現部門は、鑑賞者の安全を保障できる作品であるか、出品や展示が可能な作品であるかを事前に確認する企画書の提出が必要です。
※事前に企画書による確認を受けないと出品できません(ディスクで出品する映像作品を除く)。
※企画書の様式や提出方法、制作上の注意点は下記をご覧ください。
※企画書は、県立美術館と宮崎日日新聞社にも置いてあります。
※受付期間(10月12日~11月14日)に県立美術館事務局に持参(受付は1F美術図書カウンター)、郵送(期限内必着)、またはメールbiten@the-miyanichi.co.jp をお願いいたします。
○ジャンルを問わず、高さ2m、幅2m、奥行150㎝以内、重量600㎏以内(接地面積1㎡あたり300㎏以内)とする。展示場所の指定はできない。
・壁掛けを前提とする作品(半立体作品など)は、奥行50㎝、重量50㎏以内のもので、展示金具が取り付けられること。
・展示に必要な機器・機材等は出品者が準備すること。
・インスタレーションなどの出品者自身が搬入時設置する作品については、短時間で容易に展示・移動ができるようにすること。
○グループ制作の作品も出品可。ただし、連絡・確認等のため、グループ名とともに代表者名を明記すること。
○自由表現部門での映像作品について(事前の企画書の提出は不要)
・15秒~5分以内とし、アニメーション、実写、CG等のジャンルは問わない。
・ブルーレイディスクまたはDVD(一般のブルーレイプレイヤーで再生可能なもの)で出品のこと。
・冒頭の10秒間には何も入れず、映像スタート前の2秒間に作品名と出品者名のクレジットを入れること。その他の情報(使用ソフト名、協力者名、指導者名、制作年等)は入れず、エンドタイトル等もつけないこと。
・ディスク表面には、作品の題名、出品者名を記入し、そのケースに作品貼付票を貼ること。
・作品(ディスク)の返却は行わない。
・審査及び展示における再生環境、再生機器、音量及び表示サイズ等については主催者が決定する。
次の2つの種別で募集する。
種別① [under100] 大きさは50号超から100号以内。
種別② [under 50] 大きさは10号から50号以内。
○種別①と②の両方に1点ずつの出品も可。
○作品保護のため全て額装すること(額は幅10㎝以内、テープ等は不可、ガラス張り不可、アクリル可)。
○画面の厚みは20㎝以内。画面上に凹凸が有る場合も含め画面が正面・側面から見て額縁の枠外にはみ出さないこと。また、額縁の前面や側面を作品画面の延長線上のものとしてとらえた表現を施さないこと。
○重量600㎏以内(接地面積1㎡あたり300㎏以内)。最大幅×最大奥行が4㎡以内とする。ただし、作品の一辺の最長は4m、高さ2m以内。
○壁掛けの場合は、全体を180㎝×180㎝以内に収め、重量50㎏以内のもので、展示金具が取り付けられること。
○全て額装・枠張のこと。額装はガラス張り不可、アクリル可。
○額装の外寸は1.47㎡(16平方尺)以内で、最大縦幅242 ㎝(8尺)、最大横幅182㎝(6尺)。
○篆刻は印影のみとし、額装外寸は30㎝×39㎝とする。
○巻子・折帖(展開時の表装外寸は45㎝×400㎝以内)も可。
次の2つの種別で募集する。
種別① [一般写真]
種別② [合成写真]
○「一般写真」とは、画像にデジタル処理を施していないもの。明るさ、彩度、コントラストの軽度な調整は「一般写真」に含まれる。
○「合成写真」とは、画像の追加や削除、合成、コラージュ、明るさ、彩度、コントラストの極端な変更等、二次的なデジタル処理を意図的に施したもの。
○種別①と②の両方に1点ずつの出品も可。
○単写真、組写真共に1枚のパネル貼りもしくは額装にまとめたもの。
・額装の場合はガラス張り不可、アクリル可。
・全体を90㎝×90㎝以内に収めること。(最小サイズの制限はない)。
○みやにちフォトコンテストの応募作品は出品可とする。
○内容、構図、構成が、既に発表された作品と酷似しており、差が認められない場合は、既発表作品とみなす。
○平面作品は180㎝×180㎝以内で展示できるものとする。
・壁面を利用して展示するものは、180cm×180cm以内、重さ50㎏以内とする。
○額装の場合はガラス張り不可、アクリル可。
○展示台や敷物など、作品以外の付属品は必要最小限にとどめること。
グラフィックデザイン、プロダクトデザインを募集する。
○平面作品はB1判(103㎝×72.8㎝)、B2判(72.8㎝×51.5㎝)、A1判(84.1㎝×59.4㎝)とする。
いずれもパネル貼り。さし込み式簡易パネル(展示用金具があるもの)も可。
○半立体は厚さ20㎝以内で壁に展示できること。
○立体等は作品の1辺が100㎝以内に収まり、出品者が搬入、搬出できること。
○プロダクトデザインで、パネルと立体の対で構成されたものは平面部分がB1判1枚以内で、立体部分50㎝×50㎝×50㎝以内。
① 各部門とも、額装はガラス張り不可、アクリル可とする。
② 作品についての説明書きなどは付けないこと。
③ 出品作品は十分安定した形態であって、保管、展示に耐えうること。食品や土、砂、なまもの、動植物、生物の死骸等を素材にした作品は出品できない。
④ 出品票への記名は雅号やアーティストネームでも受け付けるが、( )内に本名も記載すること。
⑤ 展示方法及び展示場所は企画委員に一任するものとする。
⑥ 特殊な施設や装置、映像機器類を必要とするものは出品できない(自由表現部門を除く)。
⑦ 特殊な表現や素材を使用する作品については、みやざき総合美術展事務局に事前に問い合わせること。
⑧ 企業名、団体名、実在の個人名、商品名等を使用し、もしくはそれらを容易に連想させることにより、特定の者の利益につながり、または公益に反することになる恐れのある作品は出品できない。受け付け・審査後にそれと判断された場合は審査・展示の対象外とする。
⑨ 実在の個人や団体を誹謗、中傷すると考えられるもの、差別的内容、または著しい偏見的表現を含むもの、事実に著しく反する内容を含むもの、公序良俗に反するものは出品できない。受け付け・審査後にそれと判断された場合は審査・展示の対象外とする。
⑩ 受け付け・審査後、既発表作、盗作等であることが判明した作品は、審査・展示の対象外とする。入賞・入選発表後においても同様とする。
⑪ 著作権等について以下の点に配慮すること。
○ 作品のモティーフや被写体、または作品に使用する写真、映像及び音楽等の素材に、応募者以外の著作権者等が存在する場合、応募者の責任においてその使用権を得ること。また、使用権を得た証明書を添付すること。
○ 第三者から権利侵害、損害賠償等の主張がなされた場合、審査・展示の対象外とすることがある。また、そうした場合には応募者が自らの責任で対処するものとし、主催者側は一切の責任を負わない。
○ 作品の著作権は制作者に帰属するが、主催者が広報や発表などの目的で写真等その複製を使用する場合は、権利者の許可を要しないものとする。
⑫ 自然災害等により作品受け付け等を中止したり、会期中に臨時休館をしたりする場合は、宮崎日日新聞社の新聞紙上やみやざき総合美術展ホームページ、県立美術館フェイスブック等にて発表する。
1部門につき1人2点まで
1点につき 一 般 4,000円 75歳以上 3,000円 学 生 1,500円
○ 75歳以上の年齢は開催年度末(令和4年3月31日時点)の年齢とする。
○ 学生とは、義務教育終了後に進学している学校(専修学校及び各種学校を含む)の在学生をいう。
○ 直接搬入の場合は、受付時に納入すること。
○ 郵送または宅配での搬入の場合は、郵便為替を同時に送付するか、または、銀行振込で令和4年1月20日(木)までに納入すること(振込先はⅢ搬入・搬出の1搬入(2)に記載。現金及び現金書留不可)。
○ 納入後の払い戻しは行わない。
○ 出品申込は出品票の提出により行う。
・ 1部門に2点出品する場合は、1枚の出品票に2点列記すること。
・ 複数部門出品の場合は、部門ごとに出品票を提出すること。
○ 出品票は正確かつ丁寧に楷書で記入すること(判別しにくい文字、異体字等は、主催者の判断で常用漢字等をあてて対処し、それを発表・広報等のデータとする)。
○ 出品申込により知り得た個人情報は主催者が管理し、本美術展の関連事業以外で使用することや、本人の同意なく第三者へ開示することはない。なお、入賞・入選者の報道等による発表のために、氏名、作品の題名、出品者居住市町村名(県外在住者については本県内出身地、または、本県内在勤・在学地市町村名)の3項目は公表する。入賞者については、年齢、在籍学校名、連絡先を報道機関に情報提供することがある。
○ 出品後の作品について正常な管理状態のもとで生じた不慮の事故や、不可抗力等による紛失、破損、汚損等に対し、主催者側は一切の責任を負わない。額、マット、アクリル等についても同様とする。また、主催者管理下外での紛失、破損、汚損等に対して主催者側は一切の責任を負わない。
○ 審査の際、部門によっては作品裏に整理のための印を付ける場合がある。
※場所はいずれも美術館地下搬入口
①個人・業者 期間:令和4年1月21日(金)~ 1月23日(日) 10:00~17:00
②業者限定 期間:令和4年1月20日(木)13:30~17:00
①期間:令和4年1月21日(金)~ 1月23日(日) 10:00~17:00
期間内必着。美術品扱い等にて、配達日時指定の上送付すること。
②送付先:〒880-0031宮崎市船塚3丁目210番地 宮崎県立美術館「みやざき総合美術展」係
「みやざき総合美術展応募作品在中」の旨と、「部門名」を朱書きすること。
同時送付するもの | 出品票 |
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出品料(郵便為替) ※銀行振込の場合は1月20日(木)までに下記に振り込む 【振込口座】宮崎銀行 平和台支店 普291287 【振込先名】みやざき総合美術展実行委員会 | |
封筒 ※表に住所、氏名を記入し、84円切手を貼った「長3号」封筒(受付番号通知及び作品預証送付用) |
③注意点
・ 県外からの出品者で郵送・宅配による搬入の場合は、出品票の記入欄に返送業者名・連絡先を記入のこと。
・ 輸送中の事故については、主催者側は一切の責任を負わない。
・ 搬入に要する費用は全て出品者の負担とする。
・ 規格外の作品は、着払いにより返送する。
作品預証と引き換えに行う(ディスクで出品した映像作品は返却しない)。
①期間令和4年2月12日(土)、13日(日) 10:00~17:30
入選作品業者 令和4年3月4日(金)、5日(土) 10:00~17:30
個人 令和4年3月5日(土)、6日(日) 10:00~17:30
② 場所:搬入場所と同じ。
③ 期間内に搬出されない作品は、本人着払いにより返送する(作品によっては、料金が高額になることがある)。
①出品者負担で着払いにより返送できる(搬出当日の急な変更には対応できないことがある)。
②県内の着払い返送は、主催者が委託する運送業者が行う。
着払いが可能な作品のサイズは、原則として、梱包した際の3辺(縦+横+高さ)の合計が170㎝以内(重さ25㎏以内)。 その場合の料金は、2,400円程度(梱包を含む)となっている。これより大きな作品や、作品の特性によっては、高額になることもある。
③ 県外への着払い返送については、業者の手配を出品者が行い、搬入時に出品票の記入欄に返送業者名・連絡先を記入すること。
④ 輸送中の事故については、主催者側は一切の責任を負わない。
令和4年1月25日(火)~1月30日(日)
【審査員変更のお知らせ】
書部門の審査員が、大東文化大教授の高木厚人氏から書家の野田正行氏へ交代します。高木氏から新型コロナウイルス感染を理由に辞退の申し出があったためです。野田氏は1953(昭和28)年福岡市生まれ。福岡教育大特設書道科卒。日展会員、日本書芸院常務理事、日本の書展現代書壇代表、正筆会副理事長などを務めています。同市在住。
「自由表現って一体なに?」という声は、今も聞こえるのではないだろうか。前回の講評で、「表現」の形式ではなく「自由」な心を大事にしてほしいと書いた。自分自身のメッセージ、今を生きる人々とつながりたい願い。そうした切実な想(おも)いを伝える表現の在り方や挑戦の姿勢について、表現する人と展覧会を支える人が一緒に考え続けることが大事だ。審査は一対一の真剣勝負、作品にまずしっかりと対峙(たいじ)したい。
「自由表現って一体なに?」という声は、今も聞こえるのではないだろうか。前回の講評で、「表現」の形式ではなく「自由」な心を大事にしてほしいと書いた。自分自身のメッセージ、今を生きる人々とつながりたい願い。そうした切実な想(おも)いを伝える表現の在り方や挑戦の姿勢について、表現する人と展覧会を支える人が一緒に考え続けることが大事だ。審査は一対一の真剣勝負、作品にまずしっかりと対峙(たいじ)したい。
「美術」を下支えする美術大学、ギャラリー、美術館などの各機関、そしてわたしたちが生まれる前から紡がれてきた美術史に、「絵画とはなにか?」という根本的な問いはどのくらい規定されるのだろうか。本展の審査員を引き受けることで与えられる権限の意味と、それはいかに行使されるべきなのかをしっかり考えて審査に臨みたい。いずれにしても、まだ見ぬ作品たちとの出合いを心から楽しみにしている。
「美術」を下支えする美術大学、ギャラリー、美術館などの各機関、そしてわたしたちが生まれる前から紡がれてきた美術史に、「絵画とはなにか?」という根本的な問いはどのくらい規定されるのだろうか。本展の審査員を引き受けることで与えられる権限の意味と、それはいかに行使されるべきなのかをしっかり考えて審査に臨みたい。いずれにしても、まだ見ぬ作品たちとの出合いを心から楽しみにしている。
昨年は、作品の技術や表現力の高さに驚いた。制作経験を重ね独自の絵画世界を構築してきた自信や矜持(きょうじ)が感じられた。あるいは、時代の気配や感情を筆に託し、しなやかなイメージの作品もあった。目の前の対象をただ眺める素朴な時間も絵の時間だ。皆さんはどこで生まれ、きょうまで何を見て、そして今この時間にどんな部屋で絵を描いているのだろう。そこから生まれる絵は、きっと私たちの想像を超えてくる。
昨年は、作品の技術や表現力の高さに驚いた。制作経験を重ね独自の絵画世界を構築してきた自信や矜持(きょうじ)が感じられた。あるいは、時代の気配や感情を筆に託し、しなやかなイメージの作品もあった。目の前の対象をただ眺める素朴な時間も絵の時間だ。皆さんはどこで生まれ、きょうまで何を見て、そして今この時間にどんな部屋で絵を描いているのだろう。そこから生まれる絵は、きっと私たちの想像を超えてくる。
彫刻は人間の概念を明快に表現する芸術領域だ。三次元の表現には材料・技法などの困難があり、困難さ故にそぎ落とされた結果が彫刻になる。また、そぎ落とされることで作者の深い思いがあらわになる。作品に表出した概念は、人に共感を持って迎えられ一つの世界が誕生する。すてきな作品と出合う時、物言わぬ作品から多くの言葉が時間旅行のように聞こえることがある。たくさんの世界が生まれることを期待する。
彫刻は人間の概念を明快に表現する芸術領域だ。三次元の表現には材料・技法などの困難があり、困難さ故にそぎ落とされた結果が彫刻になる。また、そぎ落とされることで作者の深い思いがあらわになる。作品に表出した概念は、人に共感を持って迎えられ一つの世界が誕生する。すてきな作品と出合う時、物言わぬ作品から多くの言葉が時間旅行のように聞こえることがある。たくさんの世界が生まれることを期待する。
新型コロナウイルス禍を乗り越えて-。かつてルネサンスがペスト大流行後に興った歴史的事実を思うと、「今」が最も大事なステップの時期。「文化は地方から」というから、みやざき総合美術展の飛躍を切に祈る。書は伝統という大鉱脈の上に立って、それを鏡として新しい光を放つ、たて堀の文化。まずは大好きな古典を見つけ、夢中になり、じっくり沈潜(臨書)して、そこから放つ美しい光を期待している。
新型コロナウイルス禍を乗り越えて-。かつてルネサンスがペスト大流行後に興った歴史的事実を思うと、「今」が最も大事なステップの時期。「文化は地方から」というから、みやざき総合美術展の飛躍を切に祈る。書は伝統という大鉱脈の上に立って、それを鏡として新しい光を放つ、たて堀の文化。まずは大好きな古典を見つけ、夢中になり、じっくり沈潜(臨書)して、そこから放つ美しい光を期待している。
昨年に引き続いての審査で、縁のある地だけにうれしい。書作品は自分のあこがれを描く場で、今生きている自分を乗せる場ともなる。皆さんの作品を絵を見るように、音楽を聴くように、また文学作品を読むように耳を澄まし、心に響くものを探し出していきたい。コロナの時代、コミュニケーションが難しい今こそ、五感を生かし集中して制作してほしい。今だからこそ生まれる、皆さんの生命が表れてくるはずである。
昨年に引き続いての審査で、縁のある地だけにうれしい。書作品は自分のあこがれを描く場で、今生きている自分を乗せる場ともなる。皆さんの作品を絵を見るように、音楽を聴くように、また文学作品を読むように耳を澄まし、心に響くものを探し出していきたい。コロナの時代、コミュニケーションが難しい今こそ、五感を生かし集中して制作してほしい。今だからこそ生まれる、皆さんの生命が表れてくるはずである。
コロナ禍で移動を制限され、写真の在り方も変容を余儀なくされている。どこかへ出掛けて記録を残したり、思い出を焼き付ける機能を超えて、いま写し出したいものは何なのかが深く問われているだろう。そのための表現方法も、目の前のものにストレートに向き合うだけでなく、よりオリジナリティーをもって創出される可能性を感じている。一枚の写真に潜む思考と実験に出合うことを心待ちにしている。
コロナ禍で移動を制限され、写真の在り方も変容を余儀なくされている。どこかへ出掛けて記録を残したり、思い出を焼き付ける機能を超えて、いま写し出したいものは何なのかが深く問われているだろう。そのための表現方法も、目の前のものにストレートに向き合うだけでなく、よりオリジナリティーをもって創出される可能性を感じている。一枚の写真に潜む思考と実験に出合うことを心待ちにしている。
第1回に続き、審査を担当させていただく。前回は幅広い出品作を見せてもらい、レベルの高さに驚かされた。ただし、写真歴の長い方や高齢の方が多く、若い人の作品をあまり目にすることができなかった。今の時代、スマートフォンで写真を撮るようになって、カメラ離れをしているせいかもしれない。何とかその壁を乗り越え、素晴らしい作品を見せていただきたいと思う。今回の審査も楽しみにしている。
第1回に続き、審査を担当させていただく。前回は幅広い出品作を見せてもらい、レベルの高さに驚かされた。ただし、写真歴の長い方や高齢の方が多く、若い人の作品をあまり目にすることができなかった。今の時代、スマートフォンで写真を撮るようになって、カメラ離れをしているせいかもしれない。何とかその壁を乗り越え、素晴らしい作品を見せていただきたいと思う。今回の審査も楽しみにしている。
さまざまな表現領域の中でも、とりわけ工芸は根気や忍耐を必要とする。工芸はどの素材も最初から意のままに扱えることはなく、時間をかけて素材の性質を理解し、素材と共同して自らの創意を形にする行為。コロナ禍は、その根気と長時間にわたる集中力を制作に生かすチャンスでもある。素材を通して自分自身と深く向き合い、世の中を冷静に見つめる未曽有の機会を、今回の制作、表現に生かしてほしい。
さまざまな表現領域の中でも、とりわけ工芸は根気や忍耐を必要とする。工芸はどの素材も最初から意のままに扱えることはなく、時間をかけて素材の性質を理解し、素材と共同して自らの創意を形にする行為。コロナ禍は、その根気と長時間にわたる集中力を制作に生かすチャンスでもある。素材を通して自分自身と深く向き合い、世の中を冷静に見つめる未曽有の機会を、今回の制作、表現に生かしてほしい。
前回の審査で、今でも脳裏に焼き付いている作品が何点かある。作者が自分の本質と向き合い、言葉では伝えきれないメッセージの伝達を、技術と気合により表現していた作品で、強いエネルギーを感じた。宮崎の自然環境の中で育まれた、純度の高い作品が多く、審査をしていても逆にエネルギーをチャージできて、すがすがしさを感じた。今回も宮崎の純粋な作品と出合えるのを楽しみにしている。
前回の審査で、今でも脳裏に焼き付いている作品が何点かある。作者が自分の本質と向き合い、言葉では伝えきれないメッセージの伝達を、技術と気合により表現していた作品で、強いエネルギーを感じた。宮崎の自然環境の中で育まれた、純度の高い作品が多く、審査をしていても逆にエネルギーをチャージできて、すがすがしさを感じた。今回も宮崎の純粋な作品と出合えるのを楽しみにしている。
審査が終了次第、部門ごとに順次発表する。
①令和4年1月29日(土)、30日(日)、1月31日(月)付の宮崎日日新聞紙上に掲載(予定)
②入選者及び入賞者の氏名等を所定の場所に掲載または掲示する。
・ みやざき総合美術展ホームページ・・・ 10:00
・ 県立美術館1階の掲示板・・・・・・・ 10:00(1月31日を除く)
③ 希望者には出品票に添付したはがきにより通知する。令和4年2月1日(火)頃発送予定
※ 電話等による問い合わせは受け付けない。
⑴ 各部門別に特選、準特選、奨励賞を設け、賞状と副賞を贈呈する。
※ 特選の中から、各部門に大賞1点を設ける。
※ 賞金は、大賞が5万円と5万円相当の副賞、特選は5万円、準特選は2万円、奨励賞は1万円。
※ 奨励賞は75歳以上及び18歳以下(年齢はいずれも令和4年3月31日時点)の者を対象とし、該当なしの場合もある。
⑵ 大賞受賞者に、副賞として以下の①~④から希望するレベルアップ補助(上限5万円)を贈呈する。ただし、特定の補助に希望が重なった場合は調整することがある。
① 国内の展覧会視察のための往復航空券の補助
② 今後の作品制作に必要な画材や物品等の購入の補助
③ 次年度の中央の公募展等への出品経費(作品制作費、作品輸送料等)の補助
④ 次年度の県立美術館または宮日会館における、会期1週間程度の個展会場の無償提供
※①、②、③については、令和5年2月末日までに宮崎日日新聞社事務局に請求書や領収書などの提出が必要。
※④の展覧会の会場及び会期は、主催者が提案する会場と会期から選択する。
⑶ 会期中の有料鑑賞者の投票(1人1票)により、全展示作品の中からギャラリー賞1点を設ける。ギャラリー賞には賞状と記念品を贈る。
⑴ みやざき総合美術展の同一部門で特選(大賞を含む)を3回受賞した者は「みやざき総合美術展・無鑑査」とする。
⑵ 宮日総合美術展で既に無鑑査にある者は、みやざき総合美術展においても継続して無鑑査とし、今後もプロフィール等で「宮日総合美術展・無鑑査」を使用できる。
⑶ 宮日総合美術展の特選受賞歴は有効とし、みやざき総合美術展と合わせて3回の特選を受賞した時点で無鑑査とする。その場合は「みやざき総合美術展・無鑑査」となる。
⑷ 自由表現部門は、ジャンルを問わず部門をまたがる芸術表現もあるため、無鑑査の対象外とする(自由表現部門で特選を3回受賞しても無鑑査とはならない)。
⑴ 対 象:各部門の大賞・特選・準特選及び奨励賞受賞者
⑵ 日 時:令和4年2月13日(日)11:00及び14:00から(部門により時間を設定)
⑶ 会 場:美術館1階アートホール
※ギャラリー賞の表彰は、美術展会期中に別途行う。
本県の芸術文化の振興と発展に貢献できる人材を育成することを目的として、みやざき総合美術展の入賞者の中から、特に将来性のある者を若干名選考し、芸術活動とレベルアップをサポートする。
対象 | 県内在住者でみやざき総合美術展の入賞者(大賞・特選・準特選の受賞者) |
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支援金額 | 支援金:最高100万円(最低50万円) ※若干名を募集します。金額はプログラムの内容によって決定させていただきます。 |
プログラム内容 | 宮崎県の芸術文化の振興、発展を前提としたうえで、自身の芸術活動、レベルアップを目的としたものであれば、プログラムの内容は自由に立案できます。 例えば①国内での美術留学(芸術系大学や専門学校への進学に伴う入学費や在学費の支援、工房等での短期研修など)、②国内外の画廊等での個展開催、 ③海外への短期美術留学、取材・研修旅行など |
申込方法 | みやざき総合美術展に申し込む時点で、希望理由や希望するプログラムの内容、今後の芸術活動予定などを記した所定の申請用紙を同展実行委員会事務局へ提出してください。 |
発表 | 2022年3月上旬予定 |
申込記入事項(予定) | 支援を希望するプログラムの内容 プログラムを希望する理由 支援希望金額 プログラムの全体予算 これまでの芸術活動 今後の芸術活動予定 みやざき総合美術展に応募した部門・作品名等 氏名・連絡先等の基本情報 |
条件 | 〇報告書の提出(プログラム実施後、活動の様子などのレポートをご提出ください) ※報告書の提出は基本的に終了後となりますが、学校への入学など、プログラムが複数年にわたる場合は、年度末に1年目の報告書を提出することで終了といたします。 ※内容によっては活動中に宮崎日日新聞への寄稿を求める場合があります。 〇作品寄贈(主催・協賛など4者へ作品寄贈をお願いします) ※寄贈は1者1作品、サイズは問いません。 ※寄贈作品は各者で管理し、一般の方が閲覧できるよう展示する場合があります。 |
主催/宮崎日日新聞社 共催/宮崎県 協賛/文化コーポレーション、宮崎太陽銀行 後援/宮崎県教育委員会 |
※主に表彰、副賞、無鑑査、芸術家支援プログラム等に関わること
〒880-8570宮崎市高千穂通1丁目1-33
宮崎日日新聞社 事業部 電話:0985-26-9303(平日9:00~17:00)
※主に各部門の内容や規格、使用素材、自由表現部門の企画書、展示方法、搬入・搬出等に関わること
〒880-0031宮崎市船塚3丁目210番地
宮崎県立美術館 学芸課 電話:0985-20-3792(9:30~18:00 休館日を除く)