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08.16付

延岡学園×仙台育英

08.12付

延岡学園×大分工

07.31付

延岡学園×宮崎第一

07.28付

宮崎商×延岡学園

07.28付

宮崎第一×佐土原

07.26付

宮崎大宮×宮崎商

07.26付

延岡学園×宮崎工

07.26付

日南学園×佐土原

07.26付

宮崎第一×宮崎日大

07.24付

日向×延岡学園

07.24付

宮崎大宮×日章学園

07.24付

聖心ウルスラ×宮崎日大

07.24付

佐土原×日南

07.23付

宮崎工×小林

07.23付

宮崎第一×日向学院

07.23付

日南学園×宮崎学園

07.23付

宮崎商×日向工

07.22付

日向×都城農

07.22付

聖心ウルスラ×都城東

07.22付

日章学園×宮崎南

07.22付

都城泉ケ丘×宮崎第一

07.22付

小林西×日向工

07.21付

小林×宮崎西

07.21付

宮崎日大×延岡工

07.21付

高鍋×日南

07.21付

妻×延岡学園

07.21付

日南振徳商・農林×宮崎学園

07.21付

鵬翔×宮崎商

07.21付

都城商×佐土原

07.20付

高千穂×宮崎大宮

07.20付

都城東×都城

07.20付

飯野×宮崎工

07.20付

日向学院×都  農

07.20付

延岡×日南学園

07.20付

聖心ウルスラ×都城西

07.20付

都城農×高原

07.19付

宮崎南×門川

07.19付

延岡星雲×日章学園

07.19付

高鍋×高城

07.19付

日向×宮崎北

07.19付

日南×小林秀峰

07.19付

都城工×小林西

07.18付

本庄×宮崎第一

07.18付

都城泉ケ丘×都城高専

07.18付

日南振徳商・農林×日南工・振徳

07.18付

延岡商×日向工

07.17付

小林×高鍋農

07.17付

宮崎西×福島

07.17付

西都商×佐土原

07.17付

宮崎農×宮崎学園

07.17付

日南工・振徳×日南振徳商・農林

07.17付

宮崎海洋×妻

07.17付

富島×高千穂

実力拮抗V争いし烈 口蹄疫影響ぶっつけ本番

 上位校の実力が拮抗(きっこう)しており、本命は不在だ。激しい優勝争いが予想される。
 
 その中で、第1シード日南学園、今春のセンバツ大会に出場した宮崎工、春の九州地区大会県予選を制した宮崎商が一歩リード。日向学院、宮崎日大など上位シード勢に加え、宮崎農、聖心ウルスラ、日章学園など有力チームが追う展開となりそうだ。
 
 ただ、今年は口蹄疫が県内に広がり、5月下旬から対外試合が禁止されている。球児たちは、いわばぶっつけ本番で本大会に臨むわけで、その影響も小さくない。

強豪ひしめく/Aパート

 Aパートは激戦区。第1シード日南学園は秋の九州地区大会県予選で優勝するなど、県内の主要3大会すべてで4強入りを果たした。昨夏のマウンドも経験している中崎翔太は、直球、スライダーともに磨きが掛かり、打線は主砲の草清優真がけがから復帰した。投打がかみ合えば、一気に抜け出す可能性は高い。

 対抗は前回覇者の都城商。チームを統率する捕手・米良孝秋を中心に、鍛え抜かれた守りで連覇をにらむ。同じく前回、4強入りする快進撃を見せた宮崎農も侮れない。エース松山勝太の力強い投球と破壊力のある打線は今年も健在だ。その宮崎農と初戦でぶつかる宮崎学園は、持ち前の粘りで勝機を探る。

好投手がずらり/Bパート

 川崎航洋―川越淳史の継投で突破口を開く第4シード日向学院はBパート。川崎は伸びのある直球、川越は多彩な変化球で凡打の山を築く。ともに安定感があり簡単にホームを踏ませない。打線はやや長打力に欠けるものの、しぶとくつなぎ好機を演出。序盤で得点を重ね、試合を優位に運びたい。

 第5シード宮崎日大は主要県大会で2度のベスト4。大会屈指の左腕・中野健汰を軸に守り勝つ。5年ぶりの優勝を狙う聖心ウルスラは、4番の畑田大和が強力打線を引っ張る。1回戦でぶつかる都城東と都城は共に競り合いに強く、1点をめぐる好ゲームが期待できそうだ。

攻撃陣が鍵握る/Cパート

 Cパートは第3シード宮崎商が有力。最速147キロの直球で打者をねじ伏せる吉田奈緒貴のピッチングに注目だ。春の九州地区大会県予選は全5試合に登板し、防御率0・88。抜群の制球力に加え、三振を狙える豪快さも備える。谷口亮平、久徳亮太を軸とした攻撃陣の奮起が鍵を握りそうだ。

 これを追うのは昨秋、今春の九州地区大会県予選ともに8強の宮崎大宮。投手を柱とした守りから流れを引き寄せ、犠打や機動力などの小技を使い確実に1点をもぎ取る。冬場の猛練習で打力がアップした日章学園も、勢いに乗れば台風の目になれる存在。攻守にバランスの取れた日向工も上位争いに絡んできそうだ。

シード軸に展開/Dパート

 Dパートの第2シード宮崎工は今春のセンバツ大会で1勝を挙げた。主戦・浜田智博は最速140キロの直球に、スライダー、チェンジアップを織り交ぜる。新チーム発足後は、ほぼ一人で投げ抜きスタミナ面の心配もない。捕手・伊比井悠嗣が浜田の持ち味を引き出せれば、春夏連続の甲子園出場が見えてくる。

 宮崎工に続くのが第7シード延岡学園か。準優勝した県新人大会以降は目立った成績を残せていないが、タイプの異なる2本柱・坂元悠貴、小田原利樹を擁し総合力は高い。バックが軽快な守りで両エースを支え、攻撃にリズムを生みたい。足で揺さぶる日向も虎視眈々(たんたん)と上位をうかがう。