延岡学園序盤失点響く 勝ち越し機決め手欠く
甲子園2回戦・延岡学園×仙台育英(2010年08月16日付)
▼2回戦 延岡学園―仙台育英(14時57分、37000人)【延長十二回】仙台育英 150 010 000 003|10
延岡学園 304 000 000 000|7
▽三塁打=横山雄、坂元▽二塁打=浜田、日野、押川、井上、黒木▽残塁=仙10延11▽併殺=仙1(田中―嵯峨―木村)押川=8回、延1(押川―黒木)佐々木=4回▽審判(球)堅田、桑原、藤野、田中
▽試合時間 3時間11分
【評】延岡学園は16安打を放ったものの、四回以降は得点できず、延長戦で力尽きた。1点を先制された初回、1死二、三塁から濱田の適時二塁打などで3点を挙げ逆転。再びリードされた三回、坂元の右中間を破る適時三塁打などで試合をひっくり返した。7―7となった五回以降も走者は出したが、八回のスクイズ失敗など決め手を欠いた。三回から立ち直り、力投を続けたエース坂元を援護できなかった。
仙台育英は十二回1死満塁から日野の中前打で2点を挙げ、さらに犠飛で加点した。三回途中から登板した田中は6者連続を含む12奪三振と要所を締めた。