一番夢を持っているのは宮崎県民-。日本人の「夢」に関して、宝くじの発売元である都道府県及び20政令指定都市が行った全国調査で、「夢を持っている」と答えた人の割合が、本県は全国で最も高い61・0%となり、平均の51・9%を大きく上回ったことが、分かった。2位は長崎、熊本県、4位に鹿児島県が入り、上位は九州が目立った。
調査は、2月にインターネットで実施。各都道府県から300人(20~90代)ずつ、計1万4100人の回答を得た。同調査結果をまとめた「日本ドリーム白書2018」によると、「夢を持っている」と答えた県民の具体的な回答では、「一戸建てに住みたい」(10・4%)が最多。2位「健康な生活を送りたい」(8・7%)、3位「好きな趣味に打ち込みたい」(8・2%)と続き、暮らしに関わる事項が目立った。
長崎県は本県と同じく「一戸建てに住みたい」(12・6%)、熊本県は「好きな趣味に打ち込みたい」(18・4%)、鹿児島県は「家族が幸せになること」(15・4%)がそれぞれ回答で1位だった。
このほか、年代別では20代が61・8%と最も高く、30代58・5%、40代49・0%、70代以上46・0%と、若い人ほど夢を持っている傾向もみられた。