国内女子プロゴルフでツアー初優勝を飾った宮崎市出身の永峰咲希選手（２２）が２３日、地元に凱旋（がいせん）した。宮崎ブーゲンビリア空港でセレモニーがあり、親族や関係者ら約１００人が出迎え。永峰選手は満面の笑みを浮かべ、「地元の応援や、支えてくれたスポンサーのおかげで優勝することができた。満足することなく、次の優勝を目指したい」と感謝した。

　ツアーに同行する母・香奈子さん（４６）と同空港に到着した永峰選手は、ロビーで湧き上がった拍手に少し驚いた様子を見せた。セレモニーの前には、ジュニア時代の恩師池田兼武さん（７２）＝国富町＝夫妻が花束を贈呈し、握手を交わした。池田さんは「いつも通りの笑顔で、元気そうだった。また頑張ってほしい」と声を弾ませた。

　プロ５年目の永峰選手は、２２日まであったフジサンケイ・レディース（静岡県川奈ホテルゴルフコース）に出場。２００３年に初優勝した通算１７勝の大山志保選手（４１）以外では、県内出身で１５年ぶりとなるツアー優勝を果たした。