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「西郷どん」宮崎滞在取り上げて 宮崎市が要望

2017年5月30日掲載

大河ドラマ「西郷どん」で宮崎市を取り上げてもらおうと、木田専務理事(右)に企画書を手渡す戸敷市長(右から2人目)=29日午後、東京都渋谷区

 2018年放送の大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、西郷隆盛が西南戦争のさなかに過ごした宮崎市での暮らしぶりを取り上げてもらおうと、同市の戸敷正市長は29日、東京都渋谷区のNHK放送センターを訪ねた。

 この日は戸敷市長のほか同市職員4人が訪れ、NHK側は木田幸紀専務理事ら4人が応対した。

 戸敷市長が要望事項をまとめた企画書を木田専務理事に手渡し、同市文化財課の担当者が説明。「7カ月半に及んだ西南戦争のさなか、西郷は(熊本城での戦い後)宮崎市に約2カ月間、戦もせずに滞在した。この間、西郷が何を考えていたのか、大河ファンとしては知りたいところだ」「薩摩軍の紙幣・西郷札は佐土原で印刷されていた」などと、西郷との縁を紹介した。

 木田専務理事は「西南戦争では熊本城での戦い以降をどう描くかが難しい。歴史の手がかりが残っていない“空白地帯”だ。脚本がどう書かれるのかは分からないが、皆さんの思いは現場に伝える」と応じた。