
映画「スター・ウォーズ」の特別塗装を施した全日空機=20日午前、宮崎空港
人気SF映画「スター・ウォーズ」にちなんだ特別塗装が施された全日空(ANA)機が20日、羽田-宮崎を往復した。宮崎空港へ着陸した際は、消防車の放水アーチで出迎え、県内外から集まった映画、航空ファン約300人が展望デッキから見守った。
ANAが展開する「STAR WARSプロジェクト」の一環で、ボーイング787-9型機に、映画に登場するロボットR2-D2をイメージして塗装されている。機内では映画のテーマ曲を滑走中に流したり、映画に登場する武器ライトセーバーを思わせる赤や青色の照明にしたりして、搭乗客を喜ばせた。
国内線では31日までの3日間、羽田空港を起点に全国6カ所を往復する予定で、今回の宮崎往復が第1弾。往路復路とも約150人が搭乗した。
友人3人と宮崎を訪れた会社員杉本祐子さん(35)=東京都大田区=は「映画の中にいるようで、通常のフライトと違った雰囲気を味わえた」と貴重な空の旅を楽しんだ様子だった。