県内の子どもたちとサッカーを楽しむ香川真司選手(手前)=27日午後、宮崎市・KIRISHIMA木の花ドーム
ドイツ・ブンデスリーガのドルトムントに所属するサッカー日本代表の香川真司選手(27)が27日、宮崎市のKIRISHIMA木の花ドームで、サッカー教室を行った。県内の小学1~3年生65人が参加。香川選手と試合形式の練習を約1時間楽しんだ。
香川選手が「宮崎のみんなとサッカーするのを楽しみにしていた」とあいさつ。細かく足を動かしながら、高度な技術を披露したり、強いシュートを打ったりするたびに、参加した子どもは目を輝かせ、見学していた保護者らからも歓声が上がっていた。
教室に参加した同市の檍小1年・堀田脩斗(なおと)君(6)は「ドリブルがうまくて、びっくりした。もっとうまくなりたいと思った」と目を輝かせていた。
香川選手が同日~30日、シーズン開幕前のトレーニングキャンプを行うのに合わせて教室を開いた。Jリーグ・セレッソ大阪在籍時のキャンプ以来、本県を6年ぶりに訪れたという香川選手は「宮崎は食事や施設の質が高く、サッカーに集中できる。この充実した環境でしっかり準備して、良いシーズンにしたい」と話していた。